株式市場の日:日本の実質賃金は17カ月連続で下落

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日本の実質賃金は17カ月連続で減少

日本の実質賃金 8月は17カ月連続の減少となった。 厚生労働省のデータによると、消費者の購買力のバロメーターであるインフレ調整後の実質賃金は、前月の2.7%減に続き、8月は前年同月比2.5%減となった。 当局が実質賃金の計算に使用する消費者インフレ率(家賃は含まず生鮮食料品の価格は含まれる)は3.7%に低下し、11カ月ぶりの低水準となった。 8月の名目賃金は上昇したものの、1.1%にとどまり、7月から変わらず、6月や5月よりも低かった。 8月の民間家計支出は前年同月比2.5%減と、6カ月連続で減少した。

日本銀行(日銀)が、金融刺激策を縮小するかどうか、またどのように縮小するかを決定するための前提条件であると強調する中、世界第3位の経済大国の賃金動向を世界の金融市場は注意深く追跡している。 SOMPOインスティテュートプラスのエコノミスト、小池正人氏は「日銀が物価と賃金の好循環を確信できる水準にはまだ遠い」と述べた。

Wakabayashi Chie

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