5月の日本のコア消費者物価は、エネルギーコストの上昇と食品価格の高騰により、前年同月比2.5%上昇した。
日本政府のデータによると、変動の激しい生鮮品を除いた同国のコア消費者物価指数の上昇率は、26カ月連続で日銀の目標である2%以上を維持した。 コアインフレ率は4月の2.2%から加速した。
コアインフレ指数は2.1%上昇
内務省によると、エネルギーと生鮮食品を除いたコアインフレ指数は5月に日本で2.1%上昇した。
電力会社がより高い補助金を通じて再生可能エネルギーのコストの多くを消費者に転嫁したため、エネルギー価格は 7.2% 上昇し、電気料金は 14.7% 上昇した。
食料品価格は3.2%上昇したが、上昇幅は前月の3.5%から鈍化した。 物価上昇は日本の家計に負担を与えているが、その賃金はまだインフレ率を上回るペースで上昇していない。
最近のインフレ傾向の持続可能性を測るためアナリストが注目しているサービス価格は1.6%上昇と、4月の1.7%上昇から上昇した。
日銀、さらなる利上げの可能性も排除せず
日銀は、日本が物価と賃金の上昇という好循環を生み出した時点で2%のインフレ目標が達成されたとみなす。 しかし、日本の中央銀行は、その目標の達成にはまだ程遠いと考えているが、日銀の上田和夫総裁は、特に円安の継続でインフレがさらに加速した場合には、さらなる利上げの可能性を排除していない。
資源に乏しい日本は海外のエネルギーや原材料に依存しているため、円安の継続により輸入コストが上昇している。
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