国内債券利回りの緩やかな上昇を背景に銀行株が上昇し、テクノロジー株が前日の下落から回復したため、金曜日の日本のTOPIX株価指数は34年ぶりの高値を記録した。
TOPIXは1990年1月の日本の不動産バブル崩壊以来の最高値となる2821.86ポイントに達した後、0.57%上昇して2809.63ポイントでこの日を終えた。
バリュー株のサブ指数は0.9%上昇し、グロース株の0.22%上昇を上回った。
ハイテク株の多い日経平均は0.61%上昇して2万9583.08円となり、木曜日の下落(0.82%)の大半を回復した。
日経平均構成銘柄225銘柄のうち、148銘柄が値上がり、76銘柄が下落、1銘柄が変わらず。
しかし、野村證券の株式ストラテジスト、澤田麻希氏は、その日遅くに広く支持されている米国のインフレ指標の発表と、今週末のフランスの重要な選挙により投資家が慎重になったと述べた。
「このような出来事があると、日経平均株価を押し上げるのは非常に難しい」と彼女は言う。
東京証券取引所で最も業績が良かったセクターは保険と銀行で、それぞれ2.71%、2.44%上昇した。
10年物日本国債利回りは1ベーシスポイント低下して1.06%となったが、今週は9ベーシスポイント上昇すると予想されている。 木曜日には利回りは1.08%と今月最高値を記録した。
円が対ドルで38年ぶりの安値まで下落し、東京発表の消費者物価統計が好調だったことで、7月の日銀会合での追加利上げへの見方が強まった。
半導体や人工知能(AI)関連銘柄が日経平均で大きく上昇した。
人工知能に焦点を当てたスタートアップ投資家のソフトバンクグループは2.52%上昇し、同指数の最大のポイント上昇者となった。
チップ検査装置メーカーのアドバンテストとライバルのラスターテックがそれぞれ3%と3.2%の上昇で続いた。
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