ＰＬＤ派は政治資金管理法に違反した疑いが持たれている。 彼らは、資金集めパーティーからの約4000万円（約24万6640ユーロ）を政治資金報告書に開示しなかった疑いで告発されている。

東京地検はすでに、首相率いる宏池会（岸田派）や政和政策研究会（安倍派）など派閥の一部事務方らを事情聴取している。 告発したのは神戸学院大学の上脇博教授。

派閥は4000万円を申告せず

両派は2017年から2021年までに総額約4000万円を集めたと伝えられているが、各派閥のイベントに20万円以上を支払った寄付者の名前には言及していない。

政治資金規正法は、政党に２０万円（約１２３３ユーロ）を超える寄付をした個人や団体の名前を報告することを政治団体に義務付けている。

林芳正元外相はテレビのインタビューでこのようにコメントし、関係機関に対し事実関係を慎重に調査し、適切な対応を取るよう求めた。

野党は予算委員会でPLDを追及したい

民主党国会対策委員長の安住淳氏は、自民党の派閥がこれほど大規模な法律違反をしたのは戦後初めてだと指摘した。

岸田内閣には幹事長や同派出身者も含まれていることに触れ、「状況については予算委員会で関係者と相談する」と述べた。