日本では中小企業の賃上げが組合の要求に応えていない

日本の中小企業は今年の団体交渉で平均3.62%の賃上げを提示した。 これは、労働組合の要求や大企業が与える5%以上を大きく下回っていることを意味する。

日本商工会議所の調査によると、昇給額は年俸とベースア​​ップを合わせて月額9,662円(約57.16ユーロ)となる。

賃上げにもかかわらず、日本の実質賃金は下がっている

日本経済団体連合会(経団連)によると、日本の大企業は5.58%の昇給を実施した。 賃金上昇にもかかわらず、日用消費財の価格上昇により家計の購買力が低下するため、実質賃金は低下し続けている。

4月の実質賃金は前年比0.7%減少した。 これは日本史上最長の賃金低下となった。

名目賃金、つまり基本給と残業代を含む従業員の平均月収は2.1%増の29万6,884円(約1,750ユーロ)となった。 しかし、実質賃金の算出に用いられる消費者物価指数は当月に2.9%上昇し、名目賃金の伸びを上回った。

日本商工会議所の代表者は「大企業の提示額よりは低いが、十分な数字だ」と述べ、企業はさらなる賃上げを可能にするために、人件費の上昇を主要取引先に転嫁する必要があると強調した。 。

宿泊、ケータリング、小売を除くサービス部門が4.57%と最大の伸びとなった。 昇給率が最も低かったのは医療・介護部門の2.19%、運輸部門の2.52%だった。

調査対象企業の合​​計 74.3% が 2024 年度に給与を引き上げる計画を立てています。回答者の 59.1% は、従業員の離職を防ぐために、たとえ経営状況が改善していなくても給与を引き上げたいと考えています。

パートタイム従業員大幅増加

企業がフルタイム労働者の賃金引き上げに苦戦する一方、十分な人材を確保するために労働条件を改善しているため、今年のパートタイム労働者の賃金は平均3.43%となっている。

日本の労働組合の統括組織である日本労働組合総連合会は、中小企業が月給を平均4.45%引き上げたことを示す調査結果を別途発表した。

Wakabayashi Chie

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